サスティナビリティで方向を一致させる2020-21秋冬イタリアのバッグトレンド【MIPELミラノ現地レポート】
イタリアの同業者からも一様に高い評価を得ていたが、OEMの苦境によってファクトリーブランドがブランディングを急ぐ内実は両者同じ。日欧EPAが昨年1月に発効され、今後10〜14年かけて関税撤廃の動きはあるものの、まだまだ価格の壁は大きいのが実情だ。
「イタリアのレザー産業にとって今回の新型コロナ肺炎による影響は、次へと変革するひとつのターニングポイントとなるかもしれない。苦境を迎えていることは確かだが、2011年の経済危機やテロなどこれまでも4、5年おきに大きな壁に立ち向かい強くなってきた。次回9月のMIPEL第118回では展示ブースのデザインを含め大きな革命を起こす」とアレッサンドロ氏は強気だ。
Text by Tatsuya Noda
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