2020年5月27日 15:30
ポーラ美術館「モネとマティス ーもうひとつの楽園」展、展示内容を変更し6月1日に開幕
ポーラ美術館の印象派コレクションを追加展示
印象派やポスト印象派の画家たち、そして20世紀の画家たちの作品を展示します。同時代に活躍していた画家たちとモネとマティスの作品をあわせてご覧いただくことで、ふたりが生きた時代の芸術がより深く理解できるでしょう。
ジョルジュ・スーラ 《グランカンの干潮》1885年 ポーラ美術館蔵
ピエール・オーギュスト・ルノワール 《休息》 1916-1917年 ポーラ美術館蔵
2)モネとマティスの名品約70点が集結。マティスの大規模展は約10年ぶり
モネの作品は画業の初期から晩年までを展示、「睡蓮」の連作は7点出品します。また、日本国内のコレクションが少なく、まとめて見られる機会の少ないマティスは油彩画24点のほか、挿絵本、コラージュなど幅広い作品をご覧いただけます。
アンリ・マティス 《鏡の前の青いドレス》 1937年 京都国立近代美術館蔵
クロード・モネ 《ポール=ドモワの洞窟》 1886年 茨城県近代美術館蔵
3)モネとマティスから、20世紀絵画を経て、現代にいたる絵画の展開を紹介
モネとマティスは20世紀以降の美術に大きな影響を与えた作家でもあります。キュビスムやカンディンスキーの抽象絵画を経て、ベン・ニコルソン、ブリジット・ライリー、マルコ・デル・レ等の近現代絵画を通じて、モネとマティスに連なる西洋の近現代絵画をご紹介します。