くらし情報『展覧会「マリー・ローランサンとモード」名古屋市美術館で - 20年代パリ絵画やシャネルのドレス』

2023年6月25日 17:35

展覧会「マリー・ローランサンとモード」名古屋市美術館で - 20年代パリ絵画やシャネルのドレス

展覧会「マリー・ローランサンとモード」名古屋市美術館で - 20年代パリ絵画やシャネルのドレス

展覧会「マリー・ローランサンとモード」が、名古屋市美術館にて、2023年6月24日(土)から9月3日(日)まで開催される。東京のBunkamura ザ・ミュージアムや京都の京都市京セラ美術館でも開催された巡回展だ。

両大戦間パリにおける美術とファッション
ふたつの世界大戦に挟まれた1920年代のパリは、様々な才能がジャンルを超えて交流し、豊かな文化が生まれ「レ・ザネ・フォル(狂乱の時代)」とも呼ばれる奇跡のような空間であった。そんな時代に活躍した代表的な女性が、マリー・ローランサンとココ・シャネルである。

共に1883年生まれのふたりは、芸術とファッションという別々の道に進むことに。ローランサンは、初期にはキュビスムの影響を強く受けた作品を手がけていたものの、徐々にパステル調の淡い色調を用いた優美な女性像で人気を博す。一方、シャネルはエレガントなファッションデザインを提案し、そのドレスやスーツなどには男性服の素材やスポーツウェアを取り入れた。

20年代パリの芸術界を俯瞰する約90点を展示
展覧会「マリー・ローランサンとモード」では、ローランサンとシャネルの活躍を軸に、1920年代のパリの芸術界を展観。

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