「第34回 毎日ファッション大賞」ファセッタズム落合が大賞、新人賞はプラスチックトーキョー今崎
そして僕自身も。昨日髪を30センチ切り、同シーズンのアイテムを着用しました。
ブランド知名度、クオリティー、まだまだこれから伸ばしていかなければいけないところは全般的にあると感じています。これを機にもっと飛躍していきます。」
鯨岡阿美子賞 カイハラ株式会社 代表取締役会長 貝原良治
ここ数年のモード界の中核を占めたともいえるデニム。日本のデニムが世界でも高品質なものだという認識がファッション業界で広まる中、それを陰で支え続けたカイハラ株式会社の貢献度は計り知れない。紡績、染色、織布加工の一貫生産を行い、国内はもちろんのこと約80%は輸出。近年はジーンズ業界だけでなく、瀬戸内周辺の企業をはじめ異業種とコラボレーションを行いながらカイハラブランドを広めている。
受賞者のことば「日本デニムの良さを発信したい」
貝原「まさかこんな名誉ある賞をいただけるとは思っていませんでした。
1893年に祖父が藍染備後絣を創業して以来、広幅絣、サロン絣、絣用の染色機などを創出し今でも新しいものを作り続けています。また、デニムは1970年にスタートし、その染色機も手掛けてきたもののひとつです。
私自身、生まれたときから織り機の音を聞きながら、そして藍染めをする場所なども見て育ってきました。