くらし情報『「ようこそ! 横尾温泉郷」神戸で開催 - 美術館が温泉地に!絵画や版画でめぐる旅、最後は温泉卓球も』

2016年12月6日 13:40

「ようこそ! 横尾温泉郷」神戸で開催 - 美術館が温泉地に!絵画や版画でめぐる旅、最後は温泉卓球も

踊る人も銭湯に!?ユーモア溢れる〈銭湯シリーズ〉
〈温泉シリーズ〉より前となる2004年、横尾忠則は銭湯を改修した画廊での個展に、女湯の光景をモチーフにした連作〈銭湯シリーズ〉を発表している。これら作品には、まげを結った浮世絵風の女性たちが、身体を洗ったり、湯ぶねに浸かったり、にぎやかにくつろぐ姿が。それぞれの作品に、横尾が幼少時代に見た女湯のイメージを反映しつつ、江戸の遊び絵にも通じる様々な仕掛けが隠されている。

例えば、《熊本温泉タンゴ》には名前の通り、熊本温泉を背景にタンゴを踊る人が登場する。さらに名産品のスイカ、宮本武蔵といったものも描かれており、ちぐはぐな組み合わせが横尾らしい。

また本展では、これら〈銭湯シリーズ〉を“横尾温泉” の大浴場に見立てた会場に展示。まるで横尾作品の中に入り込んだような体験ができそうだ。

温泉だけでなく各地観光名所も
本展では、1973年から74年にかけて雑誌『芸術生活』に連載された「日本原景旅行」シリーズ、各地の観光ポスターやY字路、富士山や滝など、日本各地を舞台に制作された作品も展示。
北から南まで、横尾作品を“観光” しながら堪能できる。

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