綾瀬はるか×坂口健太郎映画『今夜、ロマンス劇場で』運命なんて飛び越えて、私はあなたに逢いに行く。
全ての衣装に共通することですが、舞台となった60年代のクラシカルな着こなしや絶妙なカラーがすごく素敵で。映画の世界観を作り上げる上で重要な要素の1つになっていたと思います。お気に入りは、ふんわりしたスカート。
坂口:僕は美雪の服で言うと、綾瀬さんが“豚ピンク!(笑)”と命名した絶妙な色味のブラウスが、繊細で綺麗だなと思いました。
綾瀬:坂口くんの衣装も好きだったな。すごく素敵だったよね。
坂口:衣装合わせの時、60年代の実際の撮影現場の写真を見せていただいて。スタッフさんも皆さんしっかりとネクタイを締めたタイドアップで、かっちりとしたジャケットスーツを着て、革靴も履いていたんです。
助監督さんもキャスケットをかぶった姿で、音声マイクを持っていたり。その感じが男性陣の衣装に反映されていて、素敵でしたね。
健司は、仕事をしているシーンでは基本的に一張羅でした。健司の映画作りに対する誠実さが垣間見えるような気がして、良いですよね。実はこの衣装がとても気に入ってしまって、いただけることになりました。プライベートでも着ようと思います。
お2人は普段どのようなファッションを楽しんでいますか。