ソフィア・コッポラ初演出のオペラ『椿姫』を上映、ヴァレンティノが衣装デザイン
創始者であるヴァレンティノ・ガラヴァーニが、彼女の代表作のひとつ『マリー・アントワネット』(06)を見て感銘を受け、直々にオファーしたそう。
衣装にも注目
鮮やかな赤色が印象的なヴィオレッタの衣装はヴァレンティノ・ガラヴァーニがデザイン。さらに、劇中の衣装は、ヴァレンティノのデザイナーとして活躍するピエールパオロ・ピッチョーリや、ヴァレンティノのデザイナーであったマリア・グラツィア・キウリ(現ディオール(Dior)のデザイナー)が手がけており、本公演の見どころの1つとなっている。
舞台美術にも注目
また舞台美術には、ハリウッドで数々の大作を手掛け、『プレステージ』(06)、『ダークナイト』(08)、『インターステラー』(14)でアカデミー賞美術賞に3度ノミネートされ、話題の作品『ダンケルク』も手掛けるプロダクションデザイナーのネイサン・クロウリーが大抜擢されている。
【詳細】
『ソフィア・コッポラの椿姫』
公開日:2017年10月6日(金)
※TOHOシネマズ日本橋2週間限定公開、その後順次全国公開
演出:ソフィア・コッポラ
指揮:ヤデル・ビニャミーニ
合唱指揮:ロベルト・ガッビアーニ
舞台美術:ネイサン・クロウリー
衣装:ヴァレンティノ・ガラヴァーニ、マリア・グラツィア・キウリ、ピエールパオロ・ピッチョーリ
キャスト:ヴィオレッタ:フランチェスカ・ドット、アルフレード:アントニオ・ポーリ、ジェルモン:ロベルト・フロンターリ
原題:La Traviata
©Yasuko Kageyama