くらし情報『映画『ラブレス』失踪した息子の行方は?身勝手な夫婦を、美しくも冷ややかなタッチで描く』

2017年12月15日 12:25

映画『ラブレス』失踪した息子の行方は?身勝手な夫婦を、美しくも冷ややかなタッチで描く

映画『ラブレス』失踪した息子の行方は?身勝手な夫婦を、美しくも冷ややかなタッチで描く

映画『ラブレス』が、2018年4月7日(土)より全国公開。2017年度カンヌ国際映画祭・審査員賞受賞作だ。

息子の行方を追う身勝手な夫婦、本当の愛とは?
離婚協議中の夫婦の間には、12歳の「愛せない息子」がいる。2人の口論の翌日、息子が失踪。1人息子の行方をめぐるサスペンスを軸に、身勝手な夫婦の姿を容赦なく描き、圧倒的なラストへと向かっていく。夫婦が見つけるのは、本当の愛か、空虚な幸せか。

美しくも冷徹な映像、ピアノの旋律、終始張り詰めたミステリータッチで、自分の幸せが最優先の身勝手な現代人を映し出す。

監督はロシアを代表するアンドレイ・ズビャギンツェフ
監督は、自身初の長編作品『父、帰る』でヴェネツィア国際映画祭の最高賞である金獅子賞を受賞してデビューを飾ったアンドレイ・ズビャギンツェフ。
『裁かれるは善人のみ』ではカンヌ国際映画祭・脚本賞、ゴールデン・グローブ賞・外国語映画賞受賞、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされるなど、ロシアを代表する監督だ。

『ラブレス』では、2017年度のカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞、ゴールデングローブ賞では2作連続外国語映画賞にノミネート。

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