くらし情報『「絶対にやめてください」 SNSで目にする愛犬のかわいい動画に専門家が指摘』
①
松本秀樹
ちょっと怒ってます。
最近、
インスタグラムやTikTokで
わんちゃんの前脚(両手)を持ってダンスしたり、前脚をわんちゃんの頬へ押し当てる「かわぴー」という動画を配信するのが流行ってるらしく。
この「かわぴー」自体には
問題はないのですが…
(みんなめっちゃかわいいです) pic.twitter.com/JYaHvaSpKa— 松本秀樹(犬と旅してた人) (@macha_daichi) October 26, 2022
②
— 松本秀樹(犬と旅してた人) (@macha_daichi) October 26, 2022
「カワピー」の前にダンスをさせる飼い主さんがいて、
その際に、わんちゃんの両前脚を
左右に大きく開いている飼い主さんがいらっしゃるのですが、
これ絶対に止めてください。
犬には鎖骨がなく、前脚は前後にしか動かせないんです。
(我々人間が肩をグルグル回せるのは鎖骨があるから)…
③
— 松本秀樹(犬と旅してた人) (@macha_daichi) October 26, 2022
犬の前脚を開く行為は、
人間でいうと股を割いているのと
変わらない痛みがあります。
その上、
もし、この肩周りと首をつなぐ筋肉を痛めると、
犬は前脚の2本で、自分の体重の3分の2を支えているので、歩いたり走ったりができなくなる可能性や…
④
— 松本秀樹(犬と旅してた人) (@macha_daichi) October 26, 2022
ここの筋肉は肩を固定するという大事な役割があるため、肩を脱臼しやすくなってしまいます。
また、
犬が高齢になり筋肉量が落ちてきた際に、
前脚の靭帯が緩くなっていると、
前脚が開き気味になり、
寝てる姿勢から立つ、
歩くという普通の事ができなくなってしまいます。
⑤
「知らなかった」
というのは、我々犬のプロがお伝えし切れなかった部分もありますが、
知らなかった事でも、愛犬が怪我をした場合、
その痛みや後遺症は無かったことにはなりません。
我々プロは見ればわかります。
動画のわんちゃん達は
みんな愛されている、大事にされている
顔をしています。— 松本秀樹(犬と旅してた人) (@macha_daichi) October 26, 2022
⑥
— 松本秀樹(犬と旅してた人) (@macha_daichi) October 26, 2022
なら、家族である
『犬という動物のこと』
もう少し知ろうとしてあげてください。
散歩の後に足を拭く時、
服を脱ぎ着させる時、
犬の前脚は左右ではなく、
前後方向に持ち上げるようにしてください。
お願いします♂️@twinotesまとめて
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