旅行客に「ケチャップついてる」と教えてくれた親切な相手 意図に震え上がる
学生時代、バックパッカーとして各国を旅していた筆者。
ペルーのマチュピチュやボリビアのウユニ塩湖など、さまざまな絶景を楽しめる南米には特に興味があり、片道24時間かけて旅立ったことがあります。
旅先で見た数々の風景は、大人になった今でも貴重な思い出として心に残っているものです。
筆者撮影のボリビア・ウユニ塩湖
筆者撮影のペルー・マチュピチュ
広大な自然を目の当たりにして非常に思い出深い旅になった南米旅行ですが、実は身の回りで恐ろしい事件も…。
本記事では、旅仲間の日本人が体験したケチャップ強盗という犯罪の手口について紹介したいと思います。
『ケチャップ強盗』の姑息な手口とは?
チリの首都・サンティアゴを訪れた際、筆者はユースホステルで1人の日本人男性のAさんと出会います。
彼はどことなく浮かない表情だったため、何があったのか尋ねたところ「ケチャップ強盗に遭った…」とため息交じりで話し始めました。
ケチャップ強盗とは、ケチャップや汚い液体などを使ってカバンや財布を盗み取る軽犯罪で、南米の一部地域で頻発しているとのこと。
※写真はイメージ
より詳しい内容を聞いてみると、どうやらAさんは街を散策していた際、突然現地人と思われる男性から「あなたの服とリュックに何か付いてるよ」