【『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』第5話感想】思わず息をのむ、”目黒係長” 磯村勇斗の取り調べのシーン!
牛島がショックを受けたのは確かだろう。
しかし、事件解決後も「印象は変わらない」と告げる彼は、なんだか初恋の思いに区切りをつけたような気がした。
ドラマ冒頭のおどおどした印象はまるでなく、彼女を見送る眼差しは、優しいものであった。
ドラマが伝えたかったメッセージ
同窓会での殺人事件、王道の展開であったが、その分『変えられない過去と変わり続ける未来』というメッセージ性が伝わりやすいストーリーになっていたと思う。
最後、別れを告げた牛島も城山も過去にケジメをつけ、きっとこれから未来へと進んでいくのだろう。
ドラマは生きることや人との関わり方、人生の意味や価値、社会問題などについて考えるきっかけを提供してくれる。
クスッと笑えて、疲れが癒されるような場面ももちろん良いが、ドラマを通して、自分と向き合い、新しい気づきや価値観を得ることができると思う。
人情味溢れる『ケイジとケンジ、時々ハンジ。
』、これからも私たちに様々な気づきをくれるに違いない。
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[文・構成/grape編集部]