くらし情報『もうここまで分かっている! 研究者が教える『犬が考えていること』に目からウロコ』

2023年7月10日 17:00

もうここまで分かっている! 研究者が教える『犬が考えていること』に目からウロコ

目次

・「犬の気持ち」はどこまで分かるのか
・犬は全身を使って気持ちを表現する!
・歯をむき出していても『服従の笑顔』
・つらい時に寄り添ってくれる犬の気持ちは謎
・犬の気持ちはどうやって確認するのか
・人間が推測する犬の気持ちは大体合っている!
・猫は犬と同じような気持ちを持っているのか
・犬は愛するための生き物である
・犬を褒めてあげるとよい!
※写真はイメージ

1万5000年前から人間と暮らし始めたといわれる犬。人間と共生するように進化してきた犬は、『人間のもっともよき相棒』といわれることもあります。

犬を飼っている人は「犬と心が通じ合っている」と感じることがあるでしょう。

では、現在の科学ではどのくらい犬の気持ちについて解明されているのでしょうか。

日本における動物行動科学の分野で最先端の研究を行っている、東京農業大学の増田宏司教授に、犬の気持ちについて取材しました。

「犬の気持ち」はどこまで分かるのか

――犬がどんなことを思っているのか、犬の気持ちの研究はどこまで進んでいる?

2010年代になって、犬についての行動科学研究は飛躍的に進歩しました。

磁気共鳴画像、通称MRIを使って脳の働きを可視化できるようになり、犬は人の言葉を音でもイントネーションでも理解している、その理解の仕方が人間とそう変わらないということが分かりました。

実験は、MRIの中でもじっとしていられるように訓練された犬に協力してもらいました。


また、褒められて嬉しいという反応をする部位は、人間が嬉しい時に反応する部位と変わらないということも分かっています。

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