その小松菜捨てないで! 一見怖い『黒い斑点』に「知らなかった!」「マジか」

栄養価の高さが魅力であり、市場に通年出回っている小松菜。
お雑煮の具材としてはもちろんのこと、ほかの野菜や肉といった、さまざまな食材との相性がいいため、数ある緑黄色野菜の中でも人気が高い食材といえるでしょう。
そんな小松菜ですが、悲しいある勘違いが世間に広まっているのだとか。
小松菜の『黒い斑点』は食べてもいいの?
時折ネットでは、小松菜についてこういった疑問の声が上がることがあります。
「小松菜に黒い斑点が付いていたけど、カビ?捨てたほうがいいの?」

※写真はイメージ
小松菜の中には、葉茎に黒い小さな斑点が現れているものがあります。
小さな黒い斑点が食材の表面に浮かび上がっていると、不安になるのは仕方のないこと。その正体を知らなければ、誰もが「捨てたほうがいいのだろうか」と悩んでしまうことでしょう。
スーパーマーケットで働いている人は、この黒い斑点をいぶかしんだ客からクレームを受けることもあるようです。
謎の黒い斑点は、野菜に起こる『ゴマ症』!
しかし、その斑点はカビでも虫食いでもありません。これは、野菜の生理障害である『ゴマ症』によるものなのです。
栽培時の天候不順や肥料からの窒素の過剰吸収が原因と考えられており、ハクサイやカブでも同様の現象が起こるのだとか。