2023年8月17日 09:19
なぜ『加熱用チーズ』はそのまま食べてはダメ? 理由に「あぶな」「気を付けるべき」
まろやかな味わいで、料理にコクをプラスしてくれるチーズ。子供にも人気の食材で、「冷蔵庫に常備している」というご家庭も多いのではないでしょうか。
チーズを食べる時に注意したいのが、「加熱用」と記されている種類についてです。具体的にどのような点に注意するべきなのか、主婦歴18年のステフ家の食卓(steffanys_kitchen)さんのInstagram投稿から紹介します。
パッケージの表示内容に注目を
ステフ家の食卓さんが発信しているのは、チーズの種類に関する注意事項です。
よくあるタイプの「ピザ用チーズ」。小さくカットされ使い勝手のいいアイテムですが、「加熱用」と記載されているものも少なくありません。加熱用のチーズを生で食べると、食中毒を引き起こすリスクがあるそうです。
加熱用チーズには、リステリアと呼ばれる細菌が付着している可能性があります。リステリア症は重症化すると致死率が高いとされ、世界保健機関(WHO)も注意喚起をおこなっている疾患です。
リステリアは、他の一般的な食中毒菌と同様に加熱により死滅しますが、4℃以下の低温や、12%食塩濃度下でも増殖できる点が特徴です。