2023年9月6日 13:26
団地の前で疲労困憊の配達員 「ご苦労様です」と同情していると?
ネット通販が発達したこともあり、今や配達員が私たちの生活を支えてくれるといっても過言ではありません。
汗水を流しながらたくさんの荷物を運ぶ姿は、まさに『縁の下の力持ち』という言葉がピッタリでしょう。
配達先は『エレベーターなし団地の5階』
配達員として長年働いていた、ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)さんは、宅配便利用者から寄せられたエピソードを漫画で描きました。
団地の5階に住んでいる、宅配便利用者の女性。その団地にはどの棟にもエレベーターが設置されていないため、上層階に行くには階段を使う必要があります。
そんなある日、女性は建物の下で息を切らす配達員を目にしました。「きっと、階段を使って重い荷物を運んだのだろう」と思い、心の中でねぎらいの言葉を贈ったのですが…。
自宅にいたのは、新しく購入したダンベルで筋トレに励む夫。そう、先ほどの配達員に大量の汗水を流させたのは、夫だったのです!
5階まで階段を使い、50kgもするダンベルを運んでくれた、配達員。たとえどんなに筋肉隆々な人でも、さすがに堪える運動量といえます。
漫画を描いたゆきたさんも、現役の配達員だった頃、ダンベルと思しき重い荷物を何度も運んできた1人。