2023年9月19日 11:59
水筒の斜めがけ 実はキケン? 消費者庁の注意喚起に「気を付けます」「そんなリスクが」
毎日の幼稚園や学校、運動会や遠足など、子供に水筒を持たせるシーンは多いでしょう。特にこの暑い時期は熱中症も心配なため、保冷機能の付いた水筒を首からかけている姿も、よく見かけられます。
しかし、実はそんな水筒が、危険な事故につながる可能性があることをご存じでしょうか。
「消費者庁子供を事故から守る!」の公式Xアカウント(caa_kodomo)によると、子供が転倒した際、首にかけていた水筒で腹部を圧迫して内臓を損傷するという事故が発生しているのだとか。
思いもよらない大事故に
全国の医療機関から、消費者庁や国民生活センターに事故例が寄せられているよう。
転倒した際に地面とお腹の間に水筒が挟まり、圧迫されたことによって内臓が損傷し、一部を摘出することになった事例や、坂道で後ろ向きに転倒して、水筒で腹部を強打して内臓を損傷、斜め掛けしていた水筒が腹部の右側に当たって小腸が破裂など、集中治療室で治療を受けることになった事例も報告されています。
どれも小学校低学年~中学年で起こっており、転倒と組み合わさったことで、大きなケガとなっています。
子供は、体が未発達のため転倒しやすく、転倒した際にも反射的に手をつく動作が取りにくいのだとか。