2023年11月13日 15:21
栗の木に『大きな鳥の巣』を見つけたら… 「最大級の警戒をしてください」
「これがあったら、ベリーデンジャラスですので、十分警戒を」
山の知恵や、地元である岩手県のトリビアなどをX(Twitter)につづっている、すぽぽ(@Iwatekko6969)さんの投稿が、反響を呼んでいます。
すぽぽさんいわく、家の近くにクリの木がある人は、気を付けてほしいとのこと。下の写真のように枝が折れて重なった塊を見つけたら、最大級の警戒が必要だといいます。
※写真はイメージ
鳥の巣や、ヤドリギのようにも見えますが、実はこれ、動物がクリを食べる時に残した形跡なのです。その動物とは…。
※写真はイメージ
ツキノワグマ…!
狩猟をするマタギをしている、すぽぽさんによると、鳥の巣のようにも見えるこの塊は『熊棚(くまだな)』と呼ばれているもの。
クマは、木の上でクリを食べる時、枝を折っては尻の下に敷いてを繰り返すため、このような塊ができるのだといいます。
この熊棚ができているクリの木を見つけたら、すでに近くまでクマが来ている証拠。特にクマが出没する朝方と夕方の時間帯は、遭遇する危険があるため気を付けたほうがいいと話します。
2023年はクマの人身被害が過去最多
人がクマに襲われる被害が各地で相次いでいる、2023年11月現在。