2024年1月15日 11:00
マットレスのカビを防ぐにはどうすればいい? 寝具メーカーの回答に「裏面がそんなことに…」
油断していると発生してしまうマットレスのカビ。冬は加湿器などを使い、湿度が高くなることも多いため、特にカビが発生しないように注意したい時期です。
では、マットレスのカビを防ぐにはどうすればいいのでしょうか。寝具メーカーの西川株式会社(以下、西川)にうかがいました。
マットレスの裏面には湿気がたまる
――マットレスにカビが生えてしまう理由や原因とは?
就寝中の汗などは、マットレスに吸収された後、すべて底面に落ちていきます。
そのため、マットレスの裏面に湿気がたまり、湿った状態が続くことでカビが生えてしまうのです。
――カビが生えてしまったらどうすればいい?
マットレスを包む側地だけにカビが生えている場合は、表示どおりの洗濯、または、エタノールといわれる消毒用アルコールを染み込ませた布で表面をふき取り、乾燥させてください。
その際はゴム手袋を着用の上、換気にご注意ください。
もし、ウレタンにもカビが生えている場合、ウレタンは洗うことができません。
消毒用アルコールで対処を行うか、布団丸洗い専門のクリーニング業者へご相談ください。ただしカビの色素は残ってしまいます。
※写真はイメージ
マットレスはこまめに乾燥させることが大事
――カビの発生を防ぐためのポイントは?
起床後、すぐにベッドメイキングや布団の上げ下ろしをすると、マットレスや掛け布団に湿気がたまったままになります。