2024年4月19日 18:36
素手で触らないで! 道端で見かけるあの花、実は…「知らなかった」「気を付ける」
街で見かける草木や花は、見る人に癒しをもたらしてくれますよね。
しかし、中には取り扱いに注意しなければならない植物もあるようです。
ナガミヒナゲシに注意
道端で、このような淡いオレンジ色をした花を見たことはありますか。
※写真はイメージ
ポピーにも似たこの花は、『ナガミヒナゲシ』という外来植物。春先から初夏にかけて、花を咲かせます。
かわいらしい見た目をしていますが、多くの自治体では、自宅の庭などで見かけたら駆除をするよう推奨されていることをご存知でしょうか。
ナガミヒナゲシは、非常に強い繁殖力を持ち、ほかの植物の成長を妨げるなど、既存の生態系に影響を与える植物なのだとか。
2024年現在では、環境省によって駆除対象と指定されているわけではありませんが、ガーデニングなどをしている人は覚えておくといいでしょう。
ナガミヒナゲシには毒がある?
また見た目がかわいいからといって、素手で摘もうとする人もいるかもしれませんが、それも注意が必要です。
ナガミヒナゲシには、アルカロイド性の有害物質が含まれているようで、素手で触れると手がかぶれるなどの症状が出るおそれがあるそう。
駆除をする際は軍手を付けるほか、幼い子供がむやみに触らないように、注意しましょう。