くらし情報『危険だから絶対にやらないで 小麦粉のNG行為に「これは知らなかった」「怖すぎる」』

危険だから絶対にやらないで 小麦粉のNG行為に「これは知らなかった」「怖すぎる」

小麦粉のパッケージや成分表示には、小麦粉を使って揚げる際100gの小麦粉に対して、3g以上のベーキングパウダーと10g以上の砂糖を必ず混ぜるよう、注意が記載されていることがあります。

『日清クッキングフラワー』などの小麦粉を販売する株式会社日清製粉ウェルナは、その理由について、ウェブサイトでこのようにつづりました。

小麦粉を練って生地を作るとグルテンというたんぱく質等が、表面に膜を作ります。このまま生地を油で揚げると表面の膜が固まり、中の水蒸気が外に出られなくなるため、圧力が高くなり破裂します。

これを防ぐために揚げ菓子には規定量の砂糖とベーキングパウダーが必要になります。これらの併用は、生地中の水蒸気が外に出やすくする働きがあります。

日清製粉ウェルナーより引用

ベーキングパウダーと砂糖を入れる目的は、膜の下にできた水蒸気を逃すため。それらを使わずに小麦粉のみで揚げると、膜の下の水蒸気が逃げ場を失くして膨張し、圧力がかかることで爆発してしまうのです。


調理中の油は高温。そのため、勢いよく大量の油が飛び散ることでやけどにつながるほか、引火することで火事に発展する恐れがあります。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.