くらし情報『ジャンプ式折り畳み傘、思わぬ危険性を国民生活センターが解説』

ジャンプ式折り畳み傘、思わぬ危険性を国民生活センターが解説

中棒の部分を収めるためには、それなりの力が必要になります。途中で手が滑った場合、手もと部分が勢いよく飛び出すでしょう。顔や身体に当たれば、重篤なケガをする恐れがあるのです。

国民生活センター公式X投稿では、手もと部分が飛び出した時の衝撃力は非常に大きいと伝えています。投稿中の動画で紹介しているのは、厚さ4㎜のガラス板に、飛び出した手もと部分を当てる実験の様子です。一瞬でガラスが粉々になるのが分かります。

あごや目に深刻なダメージを与えないよう、十分に注意してください。

事故を防ぐための2つのポイント

ジャンプ式折り畳み傘での事故を防ぐためには、2つのポイントを意識しましょう。


まずは、中棒の部分を収める際の手順についてです。ケガをしないためには、顔や身体から離して作業しましょう。この時、傘が地面と水平になるようにして、両手でしっかりと収めてください。

地面に対して垂直方向で力を加えると、手が外れて手もと部分が飛び出した時、非常に危険です。勢いよく、あごや顔に当たる可能性が高くなってしまうでしょう。

もう1点おすすめなのが、飛び出し防止機能を備えた折り畳み傘に買い替えるという方法です。

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