2020年4月28日 04:30
シニア女性のボランティア音楽活動 再開に向けて、新型コロナの収束を待つ毎日とは…
この時、女性は60歳をとうに過ぎていたといいます。
音楽でのボランティア活動
活動前まで、歌謡曲とは無縁でしたが、昭和の歌謡曲をプルートで演奏すると、施設利用者の反応がよいそう。
時間が経つと声にハリが出てきて、楽しそうに歌う姿を見ながら、少しずつレパートリーを増やしていきました。
ボランティア活動を開始してから十数年。今では、孫の手も離れ、この活動が「かけがえのないもの」になっていると語ります。
再開を待ちながら
普段は、隣近所への配慮から、騒音にならないよう、ご自宅で洗濯機や乾燥機を回して音が出ている間に、小さな音で音階練習をしているシニア女性。
楽器の芯を鳴らし、美しい音色作りを意識して吹くと、限られた時間でも練習効果はあるのだそうです。
先が見えない現在は、洗濯の合間にフルートを取り出し、コンディションを維持しながら、活動の再開を待ち続ける日々。
ふと、聖書の「コリント人への手紙」第1章10節13節に書かれたこんな言葉が思い出されるといいます。
「神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練にあわせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます」