カツオノエボシとはどんな生き物? 浜辺の青いビニール・ペットボトルは危険生物かも
浜辺を歩いていて、青いビニール袋やペットボトルが捨てられていると思ったら要注意!
それは『カツオノエボシ』という、強烈な毒を持つ危険生物かもしれません。
カツオノエボシとはどういった生物なのかや、名前の由来、天敵、見られる水族館についてなどさまざまな情報を紹介します。
カツオノエボシとはどんな生物?名前の由来は?
カツオノエボシはヒドロ虫という生物が集まっている群体で、クラゲと似ていますが別の生き物です。
カツオノエボシ
独特な名前の由来は、カツオが到来する時期にやってきて、日本の伝統的な被り物である烏帽子(えぼし)に似ていることから付けられたというのが有力な説。
伸ばすと50mになることもあるという触手には強力な毒があり、刺された時には電気ショックのような痛みがあるため、『電気クラゲ』の異名を持っています。
ビニールのような浮き袋を膨らませて海面に浮かぶことはできますが、カツオノエボシ自体にほとんど泳ぐ力はないそうです。
海水浴の時期には、風に流されたカツオノエボシが浜辺に打ち上げられていることも多いので、注意してください。
カツオノエボシに刺された時の症状は?応急処置はどうやるの?
前述の通り、カツオノエボシに刺されると電気ショックのような強烈な痛みが走ります。