カツオノエボシとはどんな生き物? 浜辺の青いビニール・ペットボトルは危険生物かも
また、2回以上刺されてしまうとアナフィラキシーショックを起こし、最悪の場合は死に至るケースも…。
さらに厄介なのが、カツオノエボシは絶命していたとしても触手に毒が残っていることです。
実際にカツオノエボシに刺されてしまった人の声がこちら。
・とにかく尋常ではない痛さ。ほかのクラゲに刺された時とは比べものにならない。
・刺されたことがあります。痛いし、しばらく傷跡は残るしでつらかった。
・サーフィンをしていたら腕に触手がからみついてきて、本当に痛かった。
・海に入るのがこわくなるくらい痛かった。今も思い出す。
刺された人の印象に残っているのは、痛みの強さのようです。
そんなカツオノエボシに、万が一刺されてしまった時の対処法を、沖縄県が県の公式ウェブサイトで発表しています。1.すぐに海からあがる。
2.海水をかけて、触手を洗い落とす。
触手に、真水、アルコール酢をかけると、未発射の刺胞を刺激するので絶対しないこと。
また、砂をかけて払い落とすと、未発射の刺胞が発射してしまうので絶対しないこと。
3.海水をかけても触手が剥がれないときは指先で優しく取り除く。
4.痛みがひどいときは、氷または冷水で冷やすと痛みが和らぐ。