くらし情報『プールの授業で「生理は病気ではない」という教師 大阪市に寄せられた意見に怒りの声』

2020年7月15日 17:49

プールの授業で「生理は病気ではない」という教師 大阪市に寄せられた意見に怒りの声

そのため、無理にでもプールの授業に参加せざるを得ない女子もいるでしょう。

一般的に生理中は身体を冷やしてはいけないとされており、個人差もありますが人によっては動くことすらできないほどの痛みに襲われます。

また、血が流れている状態でプールに入り、大勢の生徒が泳ぐ状態は明らかに不衛生です。タンポンを使うという手もありますが、使用には向き不向きがあります。

大阪市の回答は…

我が子の体調を気遣う親の意見に対し、大阪市はこのように返答しました。

文部科学省学校体育実技資料第4集「水泳指導の手引き」(二訂版)には、「近年スポーツ医学の進歩に伴って、科学的な研究が積み重ねられ、現在のところ、水泳を実施することで月経に伴う諸症状が悪化することはない」と示されております。

しかしながら、教育委員会では、水泳指導に配慮のいる生徒については、その状況も様々であることから、生徒一人ひとりの心身の状態に応じて、本人や保護者と話し合い、本人の立場を十分に理解してその方向等を検討することが重要であると認識しております。

この度のご指摘を受けまして、各校の生徒及び保護者さまに対し誠実に対応し、教育活動について、充分にご理解いただける丁寧な説明を行うよう、改めて各校に対し指示してまいります。

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