病気で飼い主に見捨てられた子犬 獣医が治療を続けた結果、最高の結末に!
しかしこれはアリさんにとって過酷な試練の始まりでした。
彼女は子犬を『バニー』と名付け自宅に連れて帰りました。光や音の刺激によって筋肉の硬直が悪化するのを防ぐため、バニーにアイマスクをつけて暗い部屋に寝かせることにします。
バニーは絶えず痙攣を繰り返し、舌を噛んで口から泡を吹いてしまうため、常に見張っている必要がありました。また2時間おきに点滴をするため、アリさんはその夜、ほとんど眠れなかったそうです。
バニーの痙攣は10日以上も続き、その姿は見ているのがつらいほどで、彼女は何度も泣きたくなったといいます。
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バニーの治療が始まってから7日目から10日目ぐらいに、アリさんはほんの少しですがバニーの改善の兆しを見たのだとか。
その時アリさんはすでに体力的にも精神的にも限界に来ていましたが、彼女の夫がバニーの看病を協力してくれたおかげで乗り切れたといいます。