「涙が出てしまった」「国民全員読んで」 日本看護管理学会が悲痛な想いを訴える
約1年となる長期戦に、医療従事者は身体も心も疲弊しているといいます。
自分自身への感染の危険性があるにも関わらず仕事をまっとうし、コロナウイルス患者の生命と生活を守ってきました。
しかし、そんな医療従事者に対し差別や偏見が起きているのです。
私たちは自分の仕事を全うするだけですので、感謝の言葉は要りません。ただ看護に専念させて欲しいのです。差別や偏見はナースに対してフェアな態度でしょうか?なぜナースたちは、看護していることを社会の中で隠し、テレビに出るときにはモザイクをかけなければならないのでしょう。これでは、潜在しているナースも復帰をためらいます。
日本看護管理学会ーより引用
日本看護管理学会は、「感謝の言葉はいらない。
看護に専念させてほしい」と強く主張。
通常なら、看護師以外の人が担う仕事も、コロナウイルス患者の病室に入る仕事の多くは看護師が対応しているといいます。
医療を構成する多くの職種の人たちとの協働体制を、取り戻す必要があると訴えました。また、最後に「コロナウイルス患者とともに歩き続けられるように助けてほしい」と国民へ3つのお願いを呼びかけています。
・皆さまには、ご自分の健康と医療現場を守るため、なお一層の慎重な活動をしていただきたい。