2021年7月10日 11:18
TBS新ドラマ『TOKYO MER』第1話感想 スピード感に、週末の憂うつが吹き飛ぶ
今回、主演をつとめる鈴木亮平の演技には、どんな無謀な展開になったとしても不思議と「この人なら大丈夫」と思わせるだけの善なるもの、圧倒的な安心感がある。
初回を見ただけでも、紛争地帰りの天才救急医という設定のハマり具合は見事だった。いま、日曜劇場の座長として、これほどの適材は滅多にいないと思う。
また、MERメンバーそれぞれも魅力的で、いわゆる『キャラ立ち』している人物ぞろい。いずれ群像劇としての面白さも見えてくるはずだ。
数時間後に来る月曜日の憂うつごと吹っ飛ばしてくれるような上質な医療クライシスドラマ『TOKYO MER』。しばらくは日曜の夜が待ち遠しくなりそうである。[文・構成/grape編集部]
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