くらし情報『政府が脱ゆとり宣言!でも「ゆとり教育」って、本当に失敗だったの?』

2016年5月11日 15:00

政府が脱ゆとり宣言!でも「ゆとり教育」って、本当に失敗だったの?

義務教育の授業時間を減らすことは、あながち間違いじゃなかったのかもしれません。

■ゆとり教育で専門性があがった

ゆとり世代には、実はすごい人がたくさんいるのです。フィギュアスケートの羽生選手と浅田選手はショートプログラムの最高得点でギネス記録に認定されていますし、史上最年少で直木賞を受賞された朝井リョウさんもゆとり世代。もちろん、アーティストや芸術家もたくさんいます。その背景にあるのは、義務教育の時間が削られ、その分自分の興味ある分野に集中できる時間(習い事や読書、自主学習など)が増えたということ。つまり「やたいことはとことん、やりたくないことはやらない」が許された世代。「やらされる勉強」ではなく「自らやる勉強」を個人がおこなっていました。各々の分野での“天才”が多く生まれたのが、ゆとり教育の成果だといえそうです。
ゆとり世代は「根気がなく飽きっぽい」「失敗をおそれがち」なんて言われますが、筆者の見解からするとその限りではないと思います。努力家で、自分の「やりたい!」と思ったことには目標と高くかかげ、なおかつそれを実現している人が多いゆとり世代。そんなゆとり教育から「決別」を決めた政府。日本の将来はどう変わっていってしまうのでしょうか。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.