くらし情報『センスのいい家族が暮らす家【vol.14 時を重ねる家・引田 舞さん邸 】 | HugMug』

センスのいい家族が暮らす家【vol.14 時を重ねる家・引田 舞さん邸 】 | HugMug

「宿題をしたり、仕事をしたり、家族が食事以外の時間でも自然とキッチンとダイニングテーブルに集まれるようにと思い、この間取りにしました。友人が遊びにきたときも、キッチンが中心の家なので、料理をする人が寂しくならず、みんなで一緒に過ごせるところも気に入っています」。この思い切ったリノベーションに、当初は不安もあったそう。「よく人を招くのに、寝室が丸見えなのはどうかと夫に不安を漏らしたら、『不便だったら、また壁を建てればいいじゃん!』と言ってくれて。確かに先のことはわからないし、決断は重過ぎなくていいかもと納得しました」。住んでから8年間、仕事部屋を子ども部屋にしたり、温室を改装したり、二段ベッドを置くために壁の位置を変更するなど、“どう暮らしたいか”を問いながら、3回のリノベーションを行った。

さらに居心地の良い空間をつくるうえで引田さん宅に欠かせないのが、日本の古家具の数々だ。「ベニヤ板や合板がまだ一般的ではなかった明治〜昭和初期にかけてつくられた日本の古い家具は、裏板にまで良質な木が使われていることが多いんです。
現在も存在していること自体が、その丈夫さの証拠。わが家では懐古主義的なニュアンスではなく、ラグやインダストリアルな家具など、さまざまな国や時代のものとミックスしながら楽しんでいます」

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