センスのいい家族が暮らす家【vol.16 絵本から着想した家・川端麻里子さん邸 】 | HugMug
ウサギの家にトラの毛皮があったり、ペットがネズミだったり、なかなかシュールな世界観(笑)。こんな家で暮らせたらおもしろいなと、騙し絵のような感覚で大胆に飾ってみました」
SLEEPING BOX
寝る・働く・くつろぐ・しまう
すべてが叶う、多機能ボックス
家の真ん中に佇むスリーピングボックス(箱型ベッド)は、娘さんが好きな絵本『スウェーデンの変身する家具』からインスピレーションを得て取り入れた。「冬がとても寒い北欧では、家を小さめにつくって、暖炉やかまどの熱を部屋全体にまわし、温かく暮らす文化があったそうで、折りたたみ式の家具や、複数の機能を持たせた家具が盛んにつくられていたといいます」。ベッドスペースには、ブラインドやカーテンを取り付けて、人が来たときはサッと目隠しできるよう工夫している。
ベンチの座面を上げると大容量の収納スペースが。娘さんのオモチャや洋服などが収納されている。
スリーピングボックスには猫が自由に行き来できるキャットウォークも。さらに登って家の梁を歩くのも大好き。
柱に引っ掛けているワイヤーボールは、娘さんが愛猫たちのために東京蚤の市で買ってきたもの。
スリーピングボックスの一角には、川端さんのワークスペースも。