雅子さま描かれる次世代計画 戦争体験なき新たな天皇皇后像へ
ダイアナ元妃は、まさに雅子さまの目指す皇族としての国際貢献を体現した女性だったのです」(前出・皇室ジャーナリスト)
しかし、雅子さまがダイアナ元妃のように世界中の紛争地を飛び回ることはなかった。ご成婚から10年間はお世継ぎを求める声のため、その後の14年間は適応障害のご療養のために、海外に出て活動されることはかなわなかったからだ。
それでも宮内庁関係者は、来年新皇后になる雅子さまに、大きな期待を寄せているという。
「昨年から雅子さまは積極的にご公務に取り組まれています。この秋にはフランスご訪問も予定されており、海外渡航への障害はほとんどなくなっています。さらに雅子さまは今年に入って6回も、国際情勢に関する情報の収集や分析などを行う外務省国際情報統括官のご進講を受けられています。雅子さまはとくに、世界の子どもたちが置かれている状況について詳しく勉強されているそうです。長期ご療養中も国連大学へ通われていましたが、雅子さまは国際情勢を学ばれながら、新皇后に向けてのご準備を続けてこられたのでしょう」
着々と準備が進められている雅子さまの次世代計画。
世界中の子どもたちの笑顔のため、雅子さまが「愛の国際平和活動」にまい進される日も近い――。