くらし情報『封建的な日本の医療に挑む「60カ国の子どもを診た女性医師」』

2018年10月11日 11:00

封建的な日本の医療に挑む「60カ国の子どもを診た女性医師」

日本女医会の副会長を引き受けたのは10年ほど前。国際女医会とのパイプ役となるためだ。

「女性医師の割合が5割を超えるフィンランドの医師たちと話すと、みな“女性は3割”という日本の数字に驚きます。また、東京医科大学の入試問題は世界中の医師から問題視されましたから、今後の動向には注目しています。“世界の女性医師”の声を伝えるのも、私の重要な役目でしょう」

来年は、国際女医会が結成されて100年の節目。ニューヨークの総会では90カ国の女性医師が集まる。

「あらたに幹部役員にも立候補しておりますので、責任を持って活動していきたいと思います」

旧態依然とした男性社会の医療現場で、“変革”に前向きに取り組んでいる諏訪さん。これからますます「女性が働きやすい病院」が増えていくことに期待したい。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.