くらし情報『SUGIZO パレスチナに音楽を!20年越し公演が持つ重大な意味』

2018年10月17日 18:55

SUGIZO パレスチナに音楽を!20年越し公演が持つ重大な意味

SUGIZO パレスチナに音楽を!20年越し公演が持つ重大な意味


ロックバンド「LUNA SEA」「X JAPAN」のギタリストとして知られるSUGIZO(49)が10月13日、中東のパレスチナ自治区で初のライブを開催した。

SUGIZOが「20年前からパレスチナを訪れたいと思っていた。夢がかなった」と英語で語ると、大きな拍手がわいた。自身の曲のほか、バイオリンでアラブの民族音楽も演奏し、鑑賞した数百人のパレスチナ人からは大きな歓声が上がった。

環境保護、脱原発、被災地ボランティアと、20年にわたり数々の社会問題に取り組んできたSUGIZO。「立場や境遇で人の価値は決まらない」という信念のもとパレスチナ問題にも関心を持ったという。翌日には難民キャンプを訪問し、パレスチナ難民の子どもたちに演奏を披露した。

「いまや国際社会では、パレスチナ問題の根源が何だったのか、完全に忘却してしまったかのような不正義がまかり通っています。
そのような状況で、SUGIZOさんの行動は大きな意味を持つと思います」

京都大学教授で、長年にわたりパレスチナ問題に関わってきた現代アラブ文学研究者、岡真理さんはそう語る。

「そもそもパレスチナ難民が生まれた原因は、パレスチナの土地を分割し、そこにヨーロッパのユダヤ人のための国家を建国するという1947年の国連決議にあります。

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