2018年11月25日 06:00
亀梨、30代の変化「いつもちっちゃな亀梨と闘ってます」
「いかに亀梨和也を封印できるか?を意識して臨みました」
そう語るのは、12月19日放送のドラマスペシャル『東野圭吾手紙』(テレビ東京・21時~)で主人公・武島直貴を演じる亀梨和也(32)。直貴の兄・剛志は、直貴の進学費用のために強盗殺人を犯してしまう。以来、獄中から月に一度、直貴へ手紙を送り続けるが、兄の罪は直貴の人生を狂わせていき――。
「自分が心地いい状態では存在しないようにしました。動きや表情も1つひねくれさせたり、今までの芝居ではやらなかったことをしてみたり。監督はそういう僕の“不自由さ”を引き出したかったのかもしれないですね」(亀梨・以下同)
直貴は兄・剛志が犯した罪のせいで理不尽な扱いや差別を受けるが、自身が理不尽だと思うことはある?
「この仕事って、ある意味、めちゃくちゃ理不尽(笑)。仕事とプライベートがここまでリンクする職業って、まれですよね。会ったこともない人にひどいことを言われたり。
でも会ったことのない人たちに応援してもらっているのも事実。だから自分で落としどころを見つけて、消化して生きています」
さらに直貴は、さまざまなものを失うことになる。亀梨にとって絶対に手放したくないものを聞いてみると。