くらし情報『デヴィ夫人明かす「大統領夫人でなくなったとき、失ったもの」』

2018年12月7日 16:00

デヴィ夫人明かす「大統領夫人でなくなったとき、失ったもの」

デヴィ夫人明かす「大統領夫人でなくなったとき、失ったもの」


創刊60周年の節目の年を迎えた『女性自身』。60年にわたる歴史のなかで、華やかに誌面を飾ってくれたスターや、女性の新しい生き方を提示してくれた有名人を再訪。“『女性自身』と私”の思い出を語ってもらいました!

「私が大統領夫人になったと実感したのは、外国で飛行機を降りると、空港に赤いじゅうたんが敷きつめてあり、お迎えの人たちが行列をなしているのを見た瞬間でした」

創刊当時から現在まで、幾度となく本誌に登場してくれているデヴィ夫人(78)が、インドネシアのスカルノ大統領と結婚し、インドネシア国籍となったのが’62年。一般市民から、突然、大統領夫人になるというシンデレラストーリーに日本中が沸いた。

やがて、パリはじめ世界の社交界で「東洋の真珠」と称された夫人の評判が、『女性自身』はじめマスコミを通じて日本にも届く。

「パリに行ったときは、フランスの社交界で必要な名声、地位、財力、個性のすべてを兼ね備えていたので、私は水を得た魚のようでした」

しかし結婚から3年。インドネシアで起きた、状況が二転三転した軍事クーデターで、夫のスカルノ大統領が徐々に失脚、夫人は、命の危険にさらされながら、故国・日本へ、そしてパリに亡命。

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