くらし情報『『いだてん』音楽担当・大友良英語る「制作1年、難産でした」』

2019年1月27日 06:00

『いだてん』音楽担当・大友良英語る「制作1年、難産でした」

「その場にいる人に『歌って、歌って』で誰にでも入ってもらったんで、最後は、のべ300人以上が参加しています。あと、四三が走るときの『すっすー、はっはー』という呼吸法がおもしろかったので、途中で『ずんずん、はっはっ』というコーラスも入っています。従来は大河テーマの定番だった途中の“ゆったりパート”もなくし、最後まで走り続ける疾走感を大事にしました」

■綾瀬に当てた曲がいつのまにか勘九郎と夫婦の音楽に

テーマ曲に加え、劇中に流れるいわゆる「劇伴曲」も注目。

「はっきり意識して作ったのが、『孝蔵のテーマ』。若き日の、ちょっとやさぐれた志ん生(森山未來)ですね。まじめな印象の金栗とは違い、自伝などを読むと落語名人の志ん生の生きざまは、間違いなく昔のブルースマンじゃないかと。だったらブルースでいっちゃえと」

もちろん、主人公の金栗四三とスヤ夫婦の曲も。

「最初に熊本のロケ現場で、四三の妻役のヒロイン・綾瀬はるかさん(33)に会って『よろしくお願いします!』と言われた瞬間、曲を思いついてました(笑)。
その後、NHK局内でお会いしたときにも『100曲以上でも書ける』と思ったほど、すっかり綾瀬ファンです。

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