カンニング竹山「相方の息子とキャンプや旅行に行くのが楽しみ」
と『カンニング』というコンビを組むんです。それから10年ぐらい売れないまま、東京でやっていたんですけど、30歳ぐらいから、漫才ネタで怒ったりすることがウケ出して、なんとなく仕事が上向きになってきたんです。でも、34歳のとき、相方が白血病になって……。36歳で亡くなりました。そこからはずっと1人でやってますね」
美輪「その方は今でもずっとあなたを守ってらっしゃるわね」
竹山「その相方の息子は今年で中3なんです。うちは子どもがいないので、その息子と一緒にキャンプに行ったり、旅行に連れていったりするんですけど、疑似父親体験みたいで楽しいですね」
美輪「お優しいのね」
竹山「いやいや、こっちも楽しいし、勉強にもなるんです」
美輪「とても素敵な物語じゃありませんか」
竹山「そういう感じできてます(笑)」
美輪「竹山さんはふだんから、政治や経済などに特別な興味をお持ちなのですか?」
竹山「もともと嫌いじゃなかったと思います。小さいころからニュース番組を見るのが好きでしたから。じつは以前から、コメンテーターのオファーがあって、番組でやってみたのですが、なかなかうまくできなくてクビになったりもしてるんですよ。