カンニング竹山「相方の息子とキャンプや旅行に行くのが楽しみ」
その後ラジオ番組で週1回、3時間のニュース番組を持たされたことがあって、そこでかなり勉強しましたね。それまでは新聞もまともに読まないような生活をしていたので」
美輪「お忙しくてそれどころじゃなかったのでしょ?」
竹山「まあ、そうですね。ラジオの報道スタッフに鍛えられたというか。そのあたりからニュースが面白くなっちゃって。政治って難しく考えるけど、政治の世界も芸能と同じだな、とか。芸能スキャンダルと同じように捉えればすごくわかりやすいな~とか」
美輪「政治も芸能も、水木しげるさんの漫画に出てくるキャラクターのように置き換えて見ると、わかりやすくて何てことないんです。総理大臣や代議士、役人たちを漫画として捉えて見ると単純なことなのに、ジャーナリストが筆を入れると、あたかも複雑で難しい観点で見ざるをえないようになる。その点、竹山さんはわかりやすくコメントされていますね」
竹山「ワイドショーでコメンテーターの仕事をするうちに、テレビがものすごく楽しくなってきたんですよね。
“ワイドショーってもっと面白くならないかな”“何か変えられないかな”とか」
美輪「それはすごいですね。たとえばどういうことですか?」