くらし情報『荻原博子教える「親族で裁判も…親族で墓じまいにかかるお金」』

2019年3月22日 16:00

荻原博子教える「親族で裁判も…親族で墓じまいにかかるお金」

また、墓守がいらない永代供養墓を選ぶ方も多いです。たとえば、ほかの方のお骨と一緒に埋葬する合祀墓だと10万円くらいから。樹木葬なども人気があります。

こうした墓じまいの手続きは、今埋葬されている菩提寺などの「埋葬証明書」と、新しくお骨を納める霊園などの「受入許可証」を持って、古いお墓のある自治体に「改葬許可申請」を行います。菩提寺ともめると、埋葬証明書を出してもらえず、最悪、墓じまいできない事態にも陥ります。

ですから、菩提寺ともめず円満な墓じまいを心がけましょう。菩提寺と日ごろからのコミュニケーションをよくとること。また、墓じまいは早めに事情を話し、相談することが大切だと思います。


また、墓じまいのトラブルは、親族間でも起こります。昨年、「無断で墓じまいされた」と、親族を相手に、530万円の損害賠償を求める裁判がありました。墓じまいは家族だけで決めず、親戚などともよく話し合って進めてください。

最近では、墓じまいの代行サービスもたくさん出てきました。たとえば、「イオンのお葬式」を展開するイオンライフでは、手続き代行なども含めて、19万8,000円からで請け負ってくれます。

さらには、「スマ墓」

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