ドリームジャンボ「億万長者」目撃販売員語る1等当せん者の法則
宝くじファンには「弘じい」として親しまれている東京都「小泉酒販宝くじセンター」店主の小山弘さん。一昨年、売り場から出たドリームミニ1等1億円の当せん者が直後に売り場にやってきた。
「70代の女性でした。彼女は4年前にご主人を亡くされていて、この日も、売り場に来る前に、墓参りして、ご主人の墓に当たりくじを供えて、報告してきたと言うんです。先に逝ったご主人が彼女の老後を心配して当ててくれたのかなと思いました。やっぱり家族運を大事にしていると、当たる運を、ご先祖が運んでくれるんじゃないかな」
今回、弘じいは、高額当せんの夢をかけ、売り場に自らの書、「宝当」の額を飾っている。
「本当は新元号が宝当になったらよかったんだけどね(笑)」
東京都「宝くじ御徒町駅前センター」の店主・中野徳治さんも「徳じい」としておなじみ。売り場からは21本の億が出ているが。
「印象に残っているのは’14年年末2等1億円を当てた青年だね」
彼は売り場近くの中華料理店に勤務していた。
「店頭で私が好きなのを選んでと、10枚入りの袋を扇形に広げると『おじさん、運がよさそうだから選んでよ』って。それで私が選んだ30枚の中から1億円(笑)。