水谷豊「映画『轢き逃げ』では被害者と加害者の両方を描きました」
「被害者側の救いはどこにあるのだろうか。加害者側にも救いはあるのだろうか……。最後はこの思いを女性に託そうと考えました」
《楽になるなら、いくらでも人を責めるわ》
檀ふみさん(64)演じる時山の妻・千鶴子のセリフだ。
「最終的には『許し』にしか救いはないのでしょう。もちろん、そう簡単にたどり着けるものではない。だけど、少なくともそれが見える終わりにしたいと思いました。何があっても、ここから生きていかなきゃいけない。それは、人としてのテーマですから」
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