くらし情報『前日銀副総裁「消費税増税がリーマン・ショック級危機を招く」』

2019年5月16日 06:00

前日銀副総裁「消費税増税がリーマン・ショック級危機を招く」

前日銀副総裁「消費税増税がリーマン・ショック級危機を招く」


テレビでは軽減税率の特集が組まれ、コメンテーターが日本の財政赤字の多さを強調する……。増税やむなしと思っているそこのあなた、財務省にだまされています!そこで識者が緊急提言・10月消費税10%はいますぐ凍結を!

■「税率UPで深刻不況に」岩田規久男・前日銀副総裁

《国の借金1,100兆円=1人当たり885万円-財務省》(2月28日時事通信)

こんな報道が目に入ると“将来の子どもにツケを回したくない”と考えて、10月に予定されている消費税の増税もやむを得ないと思う人も多いのではないか。4月28日に発表された読売新聞の世論調査でも、45%が増税に賛成しているという結果だった。

「しかし国の借金は、国債という形で、国民や企業の資産になっています。家庭に例えると、夫が妻のへそくりを借りているようなもの。家計の中で、お金は減っても増えてもいません。日本が外国から借金している金額はごくわずかで、ほとんど国民からの借金ですから、家庭内の借金と同じで、『いま消費増税しないと財政破綻する』というのは誤った考えです」

こう語るのは、昨年3月まで日本銀行副総裁を務めた、学習院大学名誉教授の岩田規久男さんだ。

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