2019年5月31日 16:00
メガバンク激減時代に備える荻原博子流「銀行とのつきあい方」
さらに、’16年からのマイナス金利政策などで経営状況が悪化。店舗削減を急ぐようになりました。この流れは止められません。今後、銀行の店舗は減る一方でしょう。
残る店舗も、資産運用や相続などの相談ブースを増やし、振り込みや入出金などのハイカウンターは極端に減っています。振り込みや入出金はATMやネットバンキングに移行させ、窓口には来てほしくないと大きく舵を切ったのです。
私たちも、考えを切り替えるときです。できるだけ銀行に行かずに済む方法を実践しましょう。
【1】ネットバンキングを使う
ネットバンキングは自宅から24時間いつでも手続きできて、手数料が銀行窓口より割安です。
たとえば、三菱UFJ銀行の窓口で3万円以上を他行に振り込むと手数料は864円ですが、ネットバンキングなら324円。同じ三菱UFJ銀行への振り込みでも、3万円以上なら窓口だと540円かかりますが、ネットバンキングなら無料です。
【2】会員登録で手数料優遇を受ける
近くの銀行店舗がなくなっても、コンビニATMでほぼ代用できますが、問題は利用手数料です。
そこで、各行の会員サービスを利用しましょう。ネットバンキングの登録と合わせて、三菱UFJ銀行の「メインバンク プラス」