“マネーの賢女”に緊急質問「あなたは年金いくらもらえる?」
と将来の受取見込み額について話す。
厚生年金を選択している人はそのほかも、既婚であれば夫婦合わせて月20万~30万円、独身であれば月10万円程度としていた。
公的年金を将来いくら受け取れるのかを確認する手段として、賢女が挙げたのが「ねんきん定期便」。毎年誕生月に送られてくるこの通知書は、受取見込み額や35歳、45歳、受給開始前年59歳時点での加入・納付状況が把握できる。毎年必ず目を通し、老後の生活設計に役立てているという。
では、厚生年金に加入していない場合を見ていこう。
独身で節約アドバイザーの丸山晴美さんが加入しているのは、国民年金。満額支払っていることは「定期便」で確認しているが、それだけでは老後資金に不安を感じたという。
「国民年金に加えて国民年金基金に15年間、そして損害保険会社の『年金払積立傷害保険』に月2万円を24年間支払っています。損保の年金積立がありますので、60~75歳まで年間260万円、75歳からは年間130万円、公的年金に加えて受け取ることができる予定です」
同じく厚生年金に加入していない生活経済ジャーナリストの柏木理佳さんも公的年金(柏木さんは月10万円程度と試算)