“マネーの賢女”に緊急質問「あなたは年金いくらもらえる?」
に加えて、民間の生命保険の個人年金に加入している。厚生年金に加入している期間がない、もしくは少ない場合、民間の年金積立制度を利用して、カバーするケースが多いようだ。
しかし、「長く働いて収入を得たほうがいい。“年金”より“現金”です」と、きっぱり言うのは経済ジャーナリストの荻原博子さん。風呂内さんも、老後資金を年金ひとつに頼ることを危険視していると話す。
「収入も変動しますし、想定より少ない場合もあるでしょう。今は月額28万円程度受取れそうと計算していますが、結果的には月額23万円程度という可能性もあると考えています。終身でもらえるという特徴は非常に心強いとは思うのですが、老後資金にするには、年金額を“増やす”施策を考えなければなりませんね」