2019年8月1日 17:12
雅子さま 令和ファッションの法則、ビビッドから淡い色合いに
7月29日、パシフィコ横浜で開かれた「地球科学・リモートセンシング国際シンポジウム2019」に天皇皇后両陛下が出席された。雅子さまは当初ご予定のないなかでの“サプライズご出席”だったが、開会式からレセプションまで全てのご公務をこなされた。
この日の装いは、ネイビーの縁取りとトンボ玉がアクセントになった白いジャケット。令和になってからの雅子さまらしいファッションだった。
「お若いころにお似合いだった赤、青、緑、黄色などのビビッドカラーから、最近は白や淡い色合いにされて優しい印象になりました」
そう語るのは、ファッション評論家の石原裕子さん。ほかにも、令和での雅子さまのファッションには3つの傾向があるという。
■国際交流は和風でおもてなし
「トルコのエルドアン大統領夫妻との会見で、皇后として初めて和服をお召しになりました。国際親善の場では、洋装でも和テイストが印象的です。
5月に行われた中国駐日大使との御会見、トランプ大統領夫妻の宿泊先御訪問では、お着物の半襟のように、襟と袖の部分に二枚重ねの和風のデザインを取り入れたスーツをお召しでした。2枚とも数年内に作られたスーツで、雅子さまにお似合いのスタイルです」