2019年8月8日 19:27
浜崎あゆみはなぜ暴露本を出したのか 読んで気づく40歳の真意
キラキラとしたストーリーの中に組み込まれた青春を思い出す等身大の詩。これからも歌い続けたいと宣言する、40歳のあゆ。
そして松浦氏との再会と、再度一緒に歩むことが書かれた今(ここでいう歩むとは、恋愛関係になるのかビジネスパートナーとして歩むのか、詳細は触れていません)。
正直、当初予想していた“痛々しい暴露”は1ミリもありませんでした。輝かしい平成の時代にあった愛の物語。それを出し切ること自体、令和になってさらに進むという浜崎あゆみなりの新たなプロモーションの一歩なのかもしれません。
本書を読み終えた私は今、初期の浜崎あゆみのアルバムを聞き直しています。やはりドンピシャ世代の心に居座る、あゆの曲への特別感はいまだ健在。
だからこそ、令和の浜崎あゆみはどうなるの?そんなワクワクを思わせてくれる一冊でした。
(文・イラスト:おおしまりえ)
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