2019年11月29日 15:50
木内みどりさん60代から死に支度 段ボール製のエコ棺探しも
6年前、木内さん自身も新聞のコラムでこんなことを書いていた。
《どう生きていくかを考えることは勿論ですが、どう死んでいくかに思いを巡らすことも大切と思い、ここ数年、いろいろと準備・勉強・練習しているのです。(中略)私の希望は、なるべく迷惑をかけずにひっそりと消えていきたいので、セレモニーなし・読経なし・戒名なし・可能な限り簡素な棺桶…。》(『しんぶん赤旗・日曜版』’13年4月14日号)
コラムによれば、なんと彼女は、木製ではなく、段ボールでできた“エコな棺”まで探していたのだ。家族だけではなく、親交のあった俳優や芸能人など、彼女の死は大勢の人々に大きな衝撃を与えた。だが娘の頌子さんも《ひとり旅先ですっといなくなってしまうなんていかにも母らしく》と、語ったように、“ひっそりと消えていきたい”といった生前の願いはかなえられたのかもしれない。
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