くらし情報『「夫の発明のおかげ」母との死別の悲哀が妻をガンから救った』

2019年12月2日 11:00

「夫の発明のおかげ」母との死別の悲哀が妻をガンから救った

「夫の発明のおかげ」母との死別の悲哀が妻をガンから救った


小さなチップにたった数滴の血液を垂らすだけで、がんを検診できる。しかも大きさ0.1ミリ以下という超早期のがんまで見落とすことはない。そんな世界が注目する新技術、バイオチップの“プロテオ”を発明したのは長谷川克之さん(59)だ。

克之さんは兵庫県神戸市のバイオベンチャー「マイテック」の研究者だ。マイテックは、妻・幸子さん(54)が社長を務め克之さんと長男の裕起さん(32)ともう1人の研究者で構成されるたった4人のバイオベンチャー。いわば“家庭内手工業”のような小さな会社だ。

そんな小さな会社が、世界に先駆けて先端テクノロジーを世に送り出した。しかも克之さんはもともと医療分野とは無縁で、最終学歴は地元の公立中学校だという。

克之さんは、なぜ革命とも言える技術を発明できたのか。本人はこう自己分析をする。

「僕ね、できるまでやるんです。絶対にやめない。意地を形に変えたいっていうのがあったかも……。それで、医療分野の中でも誰もが一番困っているがんの検出に挑戦しようと考えたんです」

じつは、開発中に悲しい別れを経験していた。克之さんの母が、肺がんで他界したのだ。

「70歳まで保険証すら使ったことがないほど母は頑健で、『市から表彰状もろうた』と喜んでるような人でした。

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